なくもんか

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先週の金曜晩に箕面109シネマにて鑑賞。
「舞妓Haaaan!!!」布陣の監督、脚本、主演。
よってギャグは当然あるのだが、今回はもっと人間ドラマより。
ある種の重さがあって、この重さが話を面白くしていると思う。
「次はどうなるのか?」という本を読む感じの面白さなので、
終始なんらかのテンションがないとたちまちにダレてしまう訳で、
そういう意味ではこの重さをよく引っ張ってラストまでつなげたなと思う。
ただ、この映画を自ら人に勧めることはないかも。
見た後にちょっとした宿題のようなものを気持ちに残されてしまうからだ。
オバタ的にはそういう宿題は自分を知る為の良い課題なので好きなのだが、
そういう課題が好きな人にはゼヒ、という感じ。