シネマート心斎橋にて鑑賞。
他の映画を見に行った時に流れた予告編を見た時から気になっていて、
ようやく本日見ることが出来た。
話を超簡単に要約すると、なにもかも行き詰まった舞台演出家に、
突如賞と莫大な賞金がふってわき、舞台演出家は自らの理想の舞台を作るため、
ニューヨークの一角にある巨大な劇場にニューヨークを再現し、
自分をはじめとした人々の生活そのものを演劇化していくのだが・・・
みたいな話。
予告編や広告を見たかぎりは「かなりギャグっぽくなるのか?」
とも思ったのだがさにあらず。
もちろんユーモアはいたるところにあるものの、
そこで終わらないシリアスなテーマがある、とても見応えのある話だった。
虚構と現実がグチャグチャと入り交じっていく様子などは、
筒井康隆さん作品が好きなオバタとしちゃあ好みの展開だったりするのだが、
多分一般的には「分からなぁ〜い」なんて言われてしまうのかも。
内容とかけ離れた広告展開の原因はそこらあたりにあるのだろうけれど、
そんな騙し討ちのようなことをせず、ストレートに内容を伝える広告をすれば良いのになぁ。
この映画にはそれだけの価値はあるのだし。
楽しみだけにしか楽しみを見いだせない人にはおすすめ出来ないけれど、
自分なりに人生を考えてる近しい友達には見て欲しいなぁと思った次第。
あ、これ観にいこうと思ってます。
空気人形は観にいこうと思ってるうちに終わっちゃったので、この手の上映日程の短そうな作品は、早めに観にいったほうがいいですね。
オバタさんレビューで期待が膨らんだので、近いうちに観てきます。
taguchiくん、カキコさーんくす!
>この手の
そうそう。ホントにあっという間に降ろしちゃうんだよね。
近頃はDVDがあるからまだ救いがあるけれど、
やっぱりスクリーンで見るのはそれだけでワクワクするからね。
ぜひぜひ早めに行ってくださいな。
テアトル梅田はもう18時くらいしかなかったよ。