昨日の兵庫県知事（もはや名前書く気にもならぬ）の「関東大震災」失言と、
そのあとの記者会見、なんじゃありゃ。
直後の記者会見での平然としたあの感じが、実に実に、きもちわるい。
なんできもちわるく感じるのか考えてみたのだが、
あの知事が自身の言葉に何も責任を持っていないところと、
他人を小馬鹿にしたようなあの薄ら笑いがきもちわるいのだ。
たとえば、嘘をついた人間に「嘘をついただろ！」と問いつめた時に、
悪びれもせずに「それがどうした？」なんていわれた感じ。
あ〜っ！きもっ！きもちわるっ！！
自己の言葉に対するあまりに軽い認識と、周囲を読まぬ横柄な態度。
「価値観が違う」といえばそれまでなのかもしれないが、
それでもなお、あのアホ知事が確実に間違っていると言えることは、
「自分の価値観のみでしか考えられていない」ということだと思う。
「他人の価値観が自分にとって絶対でないのと同様に、
自分の価値観もまた他者から見たら絶対でない」ということが、
少しでも想像出来れば、あんなきもちわるいことにならないと思う。
ああいう人間は日本列島の地鎮のため、生きたまま人身御供として、
阿蘇山の噴火口にでも投げ入れてしまってはどうだろうか？
などと思ってしまう次第。
そもそも「震災はチャンス」のチャンスは何を指すんでしょう？
そこがよく分からないんですよね。
何か変革をもたらす意味とか、地域の繋がりが強くなるという意味では理解できるんです。なんでマスコミも騒ぎすぎな気もします。
知事の会見は言葉の説明ばかりで、お話の前後の関係の上、こういう言葉を、こんな意味合いのつもりで言った、というのが無くて、ドツボでしたね。
なんというか、マスコミの公人に対する失言に対する敏感さ、言葉の意味を悪い方に取り過ぎる世論っちゅうのに最近怖さを感じます。
知事も人間ですから、ミスはあると思うんです。だから必要以上にミスを突っ込み過ぎて、解決すべき問題が停滞し続けることがヤだなって、あとミスが許されない世界になってる感が息苦しいです。
マニュフェストが達成されてるか？とか、政策に対する突っ込みをもっとせなアカンのに、世論もマスコミも簡単な浅いところで済ませていることが、ホンマ怖いです。
金儲け至上主義なんでね、アホが増えたんですわ。
金儲けなんて、頭の良し悪しでは部無い部分が在りますからね。
金儲けたヤツが最低な人間でもそれに群がる低俗なヤツも増える。
低俗で恥知らずな人間が増えるほど、頭の良い人間には辛い世の中になりますね。
本当に低俗な人間が増えれば、潔癖な人間も増えるんですよ。
潔癖な人間も単に低俗な奴等との差別化を極端にしているダケで、何ら変わりない。
どちらも想像力が無いダケです。
心の自由を求めている想像力の有る人間にとっては、生きにくい世の中ですね。
キナイくん、みっと氏、カキコさーんくす！
>世論もマスコミも
世間全体がちゃんと語ろうとせずに、目先ですまそうって流れを感じますよね。
自分でもちゃんと時間をかけるべきことを、インスタントに済まさないようにせねば！と、
感じる次第です。
>どちらも想像力が
考えることに時間を割かないようになってるなぁと感じるんですよ。
検索したら出てくるみたいな。
忙しければ、現実の時間をかける必要はないと思うんですが、
考えるための心理的な時間はなくしちゃイカンですよね。
たぶんそれが余裕ってやつなんでしょうが。