この島一番のスタイル

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昨晩は先輩(といっても歳下)の「レーコどす」嬢が参加する
ニッポンガールズのライブを見にひさびさに神戸三宮へ。
会場の「月世界」前でヂョさん&デジ嬢の2人にも出会い、
一緒に受付済ませて入ると、中は思いっきり60年代のナイトクラブ的空間が!
この場所で振り袖をまとった凛々しき女子6人が邦楽器奏でるってんだから、
それだけでもう見物なのだが、彼女たちが演奏するナンバーがこれまたどれも良いのだ。
それはもう個人的にはオールスタンディングの会場なら踊りたいくらいで、
祭りなんかで覚える衝動にとっても似ている。
それも「日本の祭り」にとどまらない、世界のどこでも通ずるようなグルーヴ感なのだ。
邦楽器でのこういうアプローチってのは、今までもいろいろ有ったのだろうが、
オバタが知る限り、わりと「男が汗臭く太鼓でドン!」に終始していると思う。
そこにはグルーヴと同時に「日本スゴいやろ!」的な一種の了見の狭さを感じるのだが、
ニッポンガールズにはそういう「イヤッタラシサ」が全くない。
純粋にリズムと音色を楽しむ演奏者達に、こっちも「おっ!楽しそう!」っと誘われるのだ。
ゆえに、オバタは密かにこのユニットを「この島一番のスタイル」と呼んでいる。
邦楽器使ってる点でこの島にしか発生しえないだろうユニットなんだけれど、
その特異性と同時に、誰でも入ってきて楽しめる「音楽の楽しさ」があるからだ。
その楽しさを前にして国なんて枠はもはや意味をなさないわけで、
あえて「ニッポン」と称しているあたりに、
彼女たちの確信犯的なエキゾチシズムを感じてしまう次第。
つまり、オバタの趣味的にはど真ん中なわけです。w
次回は来年のバレンタインデーに京都磔磔であるんだとか。
今から予定、空けとかなきゃ、ね。