「嫌われ松子の一生」を見る

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「ダ・ヴィンチ・・・」を見た後に続いてみたのがこれ。「嫌われ松子の一生」。
何度か映画館で予告編を見ていて、そのど派手なカラー感覚が気になっていたのと、
やっぱり中谷美紀がカワイイのがあって、本日2本目はこれ。
始まった直後は、掴みの意味もあってかなり大げさな話展開で「テレビ臭いなぁ〜」と、
ちょっと「失敗した!」感があったものの、この映画の雰囲気が飲み込めてきたあたりから楽しめるように。
そう、この映画はミュージカルなのね(笑)。全編いい音楽使ってます。ちょっとサントラが気になる感じ。
で、その音楽をちゃんとBGMとして扱えるだけのボリュームを演出にも加えているので、ちょうどのバランスに。
話自体はそのままでやったらヒサン過ぎてどーしようもない内容なので(笑)、
このマンガチックな演出は大成功なんじゃなかろうか。
手法的には吾妻ひでお氏の「失踪日記」に近いな〜と思った次第。
あ、あと印象的にはDooPeesの”DooPee Time”(M吉くんが教えてくれた名盤!)にトーンが似てるなぁ〜。
オバタとしては、そのバタ臭さも含めてしっかり楽しめたけれど、
その反面、今の日本の映画の限界はやっぱりこのテレビ的手法までなのかな〜と、
作品外のコトも含めていろいろ感じた作品。
でも、中谷美紀の「松子」がとっても愛らしかったので、瑣末時はどうだっていいや(笑)。


 

「「嫌われ松子の一生」を見る」への2件のフィードバック

  1. ドルフィンさん連投ありがとうございます。
    中谷美紀さんのファンであられるなら、ぜひぜひおすすめします。
    HPによると、中谷さん自身がそうとう「松子」にいれこんでいるみたいですし。

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