STARWARSエピソード3

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月曜休みなので今日は日曜に一番混みそうな映画を!ということで見てきましたよ!
STARWARSエピソード3!!
箕面の109シネマズで午後3時半からの上映を観覧。さすがに月曜日ということもあって、
座席予約もらくらく。これが後10日もすると夏休みですからね〜。今のうちに見とかないと
大変です。
さて、内容を語るなどと野暮なことはいたしませんが、オバタ自身の感想としちゃあ、上手く
エピソード4に繋がる人間ドラマには仕上がっていたように思います。それなりに壮絶なものが
あって、来るべき未来(実は過去にすでに作られているのに!)を暗示するに足る内容。
ただ、やっぱりここまで組み上げたんだから、7から9も仕上げるべきかと思った次第。コレ、
その部分を作らないと意味ないと思うんですよ。
STARWARSはその名のとおり、戦争の歴史ドラマという部分が大きいのですが、今回の話は
その戦争の原因となるものが開示されているわけです。
つまり、フォースという「力」の存在と、それをどう使うかという課題。
エピソード4から6に関してはいわゆる勧善懲悪もので良かったSTARWARSも、1から2では
「力」のありかたがアナキンを通して語られたわけで、3はその総まとめ。そして結果としては
過去に作られた「勧善懲悪な未来」につなげるために「力」を暗黒面で使ってしまうアナキンが
主役として物語を進め、そしてシリーズの幕引きをする。
これってまるままアメリカという国の「力」の使い方の弁明ではないでしょうか?
わざわざ「暗黒面に目覚めるジェダイ」の話でシリーズ終了。これは現在のアメリカの「正義」の
非常に手の込んだ正当化のように見えるのですよ。
つまり「数々の殺戮も事情があるんだよ」とダースベイダーという代弁者を元に弁解しているような。
だからこそその続き(7から9)が作れないというのが、実は本当のところのような気がしてならんの
ですよね〜。
アメリカ人がエピソード7から9を作れるようになった時、アメリカという国にとって本当に新しい未来の
予想図が出来るのではないか?と思われてならない映画でした。