バーゼルへの道

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後輩のi根ちゃんやi原くんに教えてもらった「バーゼルへの道」を読破。
つってもそんなにページ数はないのですが、これがまたいい本なのですわ。
いやホント。
内容は、20世紀中盤にバーゼルスクールオブデザインで行われていたタイポ
グラフィ関連の教育について、当時その研究生だった各国のデザイナー達が
当時をふりかえって様々なエピソードを綴ったものとなっていて、その最後は
彼らを教え、彼らから尊敬を集めたエミール・ルーダーのコメントまで掲載
されているというもの。
オバタはまったく不勉強で、今の今まで読んだことなかったのですが、これは
タイポグラファーを目指す人にとっては必読ですね〜。
この中にはタイポグラフィについてだけでなく、モノを作ることが、つまりは
人として生きることにまで通ずるのだといったことが記されています。おそらく、
どんな道にもそういった精神性へ通ずるものはあるのでしょうが。
そしてオバタとしては、この本に載っているような素晴らしい師弟関係を、今
リアルタイムで自分自身が所有していることを再認識した次第。(もちろん師匠は
あの方でオバタは弟子ね!)嗚呼、なんと幸せなんでしょうか?アタシってば!


 

「バーゼルへの道」への2件のフィードバック

  1. ヘルムート・シュミットを検索してて、その後でバーゼルへの道を検索してたらたどり着きましたw
    なんか見たことあるな~と思いながらスクロールしてると・・・
    obata55さんだったのね。。。
    しかも2年以上前の記事にコメントw
    今会社なんで帰りにジュンク堂ででも「バーゼルへの道」探してみます。
    ではでは。

  2. わ、taguchiくんおひさ。カキコさーんくす!
    バーゼルの道、再販されてるからあると思いますよ。
    けど、結構値段するんだわ。
    ちなみにオバタは彩図で借りて読みました。
    もちろん「あの方」の蔵書ですが(笑)。

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