「おばはん」を見る

シゴト帰りの電車でのこと。
運よく座れたオバタの目の前に、やはり同じように座っている女子高生がいた。
彼女はひざにビニール製の鞄をのせて文庫本を読んでいるのだが、時折右手をそのビニール鞄につっこみ、
スナック菓子を一つ取り出しては口にいれ、そして塩やらカスがついたらしいその右手をおもむろにシートの下に
もっていって床に向かって指をすりあわせてカスを払う、という行為を延々とくりかえしていた。
うげ〜っ!キッツー!!オバタ、こういうのダメ。ダメダメや。
あまりの腹立たしさに、もうすんでのところで殴りかかりそうやったわ(笑)。
なんかね、上のような行動は多分無意識にしてるんやろけど、その時点でいかに17〜8歳の小娘でも、
中身は完全に「おばはん」なんですよ。オバタにとっちゃ。もう傍若無人が服来てるみたいな。
逆に肉体的なお歳を召されていても、凛とした方は男女をいとわず素敵。やっぱりかっこいい。
結局意識の持ちようなんやろけど、今日見た女子高生「おばはん」は、もう10年後にテレビの前に寝転がって
おにぎりせんべい食べながらシリ掻いてる姿が見えてしまって、ホンマキツかったです。
ちょっとシゴト帰りに見るのはキツすぎ。
ああいうの、なんとか取り締まれないんすかね?たとえばわいせつ物陳列罪とかで(笑)。