何が足りないか考えたら音だった。

金曜日からこっち、一気に暑い夏がやってきたのでビールが美味くてたまらんのだが正直何かもの足りない感が。

湿度も気温も電車の冷房車の心地良さも夏本番なのにこの違和感はいったい何だろう?と考えるも思い当たるモノもなくて自分の感覚が変わっちゃったのかもと思っていたが……

今朝ベランダで洗濯物を干していたら、何の前触れもなく

「…ゥミィンミンミンミンミィィィ〜…」

!そう!これこれ!これがなかったのだ。セミの声!

セミのひと声で「ただの暑い日」がいっきに夏になった感じ。違和感の元はセミの声が聴こえなかったことだったのである。

今までそんなこと思いもしなかったが、自分にとって音が印象形成の重要な一因になっているのだなと改めて認識した次第。