知人が三宮でお店を始められたので、お祝いに招き猫を持って行きたくて、
箕面の滝道への途中にある招き猫を大量に置いているお店へ行くのが目的だった。
しかし、山に入って歩いているととても気持ちよくなってきて、
目当ての店を通り越しても何かに呼ばれるような気持ちで歩いてしまい、
気付けば箕面の滝に到着。
初夏の真っ青に晴れ渡った空の元でどうどうとおちる滝は壮快で、
見ていると気持ちがどんどん首筋から伸びやかに解き放たれて行くような、
そんな心地よさで自分の中が満たされて思わずうっとり。
当初は考えもしなかった滝詣でだったけれど、行って本当に良かった。
まさに「なにごとがおわしますかはしらねども、かたじけなさに涙こぼるる」な感じ。
自分はいつも見守られているなぁと、そのありがたみを痛感した次第。