十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。

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先週土曜のシゴト帰りにふらりと寄った書店で購入。
とても長いタイトルは、実はこの本の書き出し部分なのだが、
これ自体が昭和的ユーモアたっぷりのコピーでなんともステキ。
内容は遠藤周作さんによる手紙の書き方指南書なのだが、
それはあらゆる創作に相通ずる部分もあるため、
とても興味深くて面白い。
さらには遠藤さんの書く文章のユーモアと、ある種のソツない品が
とっても素晴らしくて、何度読み返しても痺れてしまう。
こういう考え方や表現が出来るステキなオヤジになりたいなぁと、
思わされた次第。