先週から電車の中で読み始めた筒井康隆さんの「旅のラゴス」を、
先ほど読み終える。
つい最近読んだ「わたしのグランパ」や、「夢の木坂分岐点」でも感じたのだが、
なにかこう、一人の人間の誠実な生き方というものの清々しさ、
潔さ、かっこよさへの憧れとそのこと自体の寂寥感がごちゃ混ぜになった、
なんとも不思議な感情が読後に残る。
この感情、とても好きなのだが、
これっていったい何という名前の感情なんだろうか?
言葉が思いつかないので、その良さを人に伝えられなくて、
自分の語彙のなさがうらめしい。
なんでなんで???めっちゃビックリした。
わたしもちょうどこの日曜に「旅のラゴス」読み終えたとこでした!偶然っ
新潮文庫はこんな表紙なんですね~。
わたしはモノレール文庫(出版社じゃなくて沿線内で貸し借り自由の図書館みたいな)で拾ったんだけど、
徳間文庫のだったから、なんか西村京太郎の旅情サスペンスみたいな表紙でいつも電車で開くのが気持ち的にちょっとはばかられたのでした。
おー、えりつぃん!カキコさーんくす!!
>なんでなんで??
「そりゃあ、おまえさんが夢に出て来て『これ読め』って薦めたからさ。」
なぁ〜んて言うんだろね、ラゴスの世界じゃ(笑)