脳力トレーニングが許せん

最近流行っている「脳力トレーニング」ものが全体的に許せない。というか分からん。
えぇオトナが簡単な計算が出来る出来んで一喜一憂しててえーのんやろか?
「自分の脳年齢」って、マジに信じているのか?
確かにアルツハイマーもしくはその予備軍な状況の人や認知関係の病を患っている人たちの
能力回復トレーニングの一つとして、なら分かるし、十分その効力は発揮していただきたい。
ただ、普通になんの支障もなく日常生活をしている「いいオトナ」な人たちが、こぞって群がるのはどないやねん?
そんな小学生レベルの計算問題アホほどやる前に、もっと社会やら家族やら自分の周囲と自身のこととか、
考えることは山ほどあるんじゃなかろうか?
「脳年齢」なんていう「ある一つの視点」に振り回されて経済効果まで生み出すような状態こそ、
「自分で考えること」が出来ない明確な証拠ではなかろうか?そのことを危惧しないのだろうか?
本屋なんかで「脳力」関係の本やら「プリント」と称する小テスト集が山積みされているのを見るにつけ、
「この本の数だけ自分で考えられんアホがおるんや・・・」と少々寒くなる今日このごろ。