「心が雨漏りする日には」

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6月中旬から書店に並んでいて気になってたのを先週中ごろ購入。仕事日だったにも
かかわらず、その日中に読み終えちゃいました。
中島らもさんの鬱病とのつきあいが書かれているのですが、それは同時に「中島らも」
というおもろいオッサンがこの世に認知される少し前から昨年夏の不幸な出来事の
ちょっと前までの期間でもあり、鬱病を切り口とした自らの半生を語ったものとなってます。
オバタは常々中島らもさんのその多岐にわたる活動の源が気になっていたのですが、
本書はずばりそのあたりが書かれていたので、「ををっ!実はそうだったのか〜!」と
うなってしまいました。
と同時に、やはり大変な才能が消えてしまったことを再確認。もちろん自分のふがいなさも
鬼認識。軽く読める重い本です。オススメ。