ものすごいタイトルなのだが、前から気になっていた岩井志麻子さんを、
この本でやっと読む。
タイトルどおり情事のからむ様々な話が13話詰まっているのだが、
そこに出てくるエロは余計な贅肉を全て削ぎ落とした硬質な感じがする。
加えてどの作品にも作者の出生地に感じる呪縛が下敷きとなっていて、
その上で行われる痴態の数々はなんとなく地獄での阿鼻叫喚といった感じ。
こういうソリッドなエロ、情念、恐怖、諦念に満ち満ちた文章、
オバタは結構好き。
読書量はそんなに多くないけれど、男でこういう文章を書く人はいるのだろうか?
つぎは「べっぴんぢごく」かなぁ。
狙いに思う
劇場で観れなくて気になっていたキンキーブーツとG-GirlをDVDで観る。
この2作、両方に通じるのはビミョーなところ。
キンキーブーツは最後の詰めが甘くてB級落ち、
G-GirlはB級狙いなのにユマ使っちゃってやむなくA級上映扱い、
というビミョーな感じがしたのだ。
製作側の狙いがどうだったかは分からないけれど、
「狙いをハズしてしまった」感が漂うあたりが気になるのだ。
B級狙いならちゃんとB級として成立しているもののほうが、
やっぱり魅力は高いと思う。
足の痛みで思う。
昨日夕刻、いつもの整体で肩こりをほぐしてもらったのだが、
その帰途で左足の付け根が少し痛くなった。
左足の付け根は前から関節に違和感があって、
たびたびその整体院でも見てもらっていたのだが、
今回の痛みがちょっとヒドくて、
今朝の時点ではビッコをひくようなありさま。
痛みもあって、「このまま連休を過ごすのは考えられん!!」と思い、
本日午前中に再度整体院へ。
幸いなことに今日は院長先生(この人はマジ凄い!)が見てくれて、
おかげで20分くらいで症状は劇的に改善。
昨日見てくれた先生もまじめな人なんだけど、
テクニックと全体を観るという点においては、
今日観てくれた院長先生がやっぱりピカイチ。
大事な自分の身体を見てもらうのだから、
今度からは院長先生の予約して行くべきだなぁと、
つくづく思った次第。
呑む
19時の待ち合わせで、大事な友と淡路某所で呑む。
2人でサシで呑むのはひさびさ。
普段分かっている部分以外の話や事情もお互い話しつつ、
こうして話し合える人はやっぱりそんなにいない。
相手に電話がかかって来たのでその間に、
その飲んでいる場所をやはり愛用しているという、
東京にいる高校時代からの大事な友人にメール。
おすすめなど聞く。
すぐに返事が帰って来て、そのおすすめが、
今まさに食べているものだったりしてニヤリとする。
自分はつくづく人に恵まれていると思う。
質問じゃない
帰宅して愛猫チビと遊んでいたら、玄関の呼び鈴がなった。
出てみると初老の婦人がいて、
「昨日二階に越して来たのだが、
水道の開通はどうしたらいいのか、知らないか?」という。
初対面で名乗りもせず、いきなり上記の言葉。
まぁいいかと思いつつ、
「ウチは入居時に業者の方にやっていただいたと思います。」
と答えると、
「でも、公団の人に聞いたら、
水道の開栓は各自でやってくださいといわれたんですが。」
「そうですか。ウチは入居時に業者の方にやっていただいたと思いますので、
それは知りませんねぇ。」
「でも、公団の人に聞いたら、
水道の開栓は各自でやってくださいといわれたんですが。」
・・・って、それは質問じゃなくてダダこねとるんかっ!!
と、心中で思いつつ、
「それ、ウチに言われてもねぇ」と言ったら、
やっと「失礼しました」と初老の婦人退却。
結局最後まで名乗らず。
自分の要求だけしか考えられないってのは、
恐ろしいなぁとつくづく思った次第。
バイクで行く
縁あって、9月中旬から半年ほど箕面山中の某所へ通うことに。
オバタの家からじゃ電車やバスを使ったら妙に時間がかかってしまう場所なので、
もっぱら車で行くのだが、肝心の車は10月車検で昨夜預けてしまった。
ということで、しばらく乗れていなかった愛車(というのか?)SW-1の登場。
社会人2年目で手に入れてもう14年ほど乗っているのだが、
さなぎから羽化したばかりカブトムシのようなベージュの駆体がとってもお気に入り。
普段は車で少し混む道を走って行くのだが、
今日は少し遠回りして新御堂を一気に北端まで駆け上がり、東西に伸びる道をゆっくり走行。
こっちの道が思った以上に空いていて、とても気持ちよく職場へ。
ああ、こりゃいいな〜。
毎朝軽いバイク散歩も気持ちいいかも。
車検に出す
愛車キャロルを車検に出しに、
いつもお願いしてるガソリンスタンドへ。
18時過ぎについて見積もりしてもらって、
GOサイン出して。
で、「いつ出来ます」と聞くと、
「明日の17時には」と。
は、早っ!!
そんなに早く出来るようになってるのね。
今週は「雨でもバイク」週間を覚悟してただけに、
ありがたいなぁ。
夏俺に行く
2年ぶりに「夏俺」に参加。
参加者は20人を越える大所帯。
オバタが前に参加した2年前の那智の夏俺にも匹敵する人数。
俺Fes.ヘッドつやこ嬢の尽力の御陰で、
今回の会場は素晴らしく居心地の良いところで、
土曜の夕刻からバーベキュー、19時過ぎからDJ大会突入。
オバタは先週たまたま見つけたこのビデオをどうしても流したくて、
師匠奥村さんからプロジェクターを借りて、PVジョッキーで参加。
でも、こういうのばっかり流すと映像に目が行っちゃって、
踊らないのよね(ノД`) 深く反省。
ノリノリ路線は強者が多い俺Fes.なので、
今度参加するときは別方向で攻めねば!と思案する次第。
枕をとられる
日曜に買って来たユニクロの枕、オバタには合うようで、
おかげで今週は気持ちよく眠っている。
ところが気持ちいいと思うのは人間だけじゃないようで、
寝る前にベッドルームに入ると、すでに先客が写真のように枕を占領。
そんなに高いものじゃないし、冬にむけてチビにも買ってやろうかと思ったり。
細野さんの新譜を買う
シゴト帰りに某所のHMVに寄って、細野さんの新譜”FLYING SAUCER 1947″を買う。
思えば自分で初めて欲しいと思って買ったLPレコード(!)も細野さんの”S-F-X”で、
こうして20年以上も好きなアーティストの新譜を買うことが出来るのは幸せなことだと思う。
で、さっそく家に帰って聴いてみたのだが、なんだかスピーカーの前1.5mほどのあたりに、
ぐわっと音の固まり(球体)のようなものが出現したような感じでビックリ。
音楽はカントリーミュージックなのだが、音の存在感がちょっと今まで聴いたことない印象。
細野さんは解説で「音響」と語っているのだが、これがそれなのだろうか?
ちょっと聴き込んで楽しめそうでうれしい1枚。