利権で食う時代はそろそろ終わりではなかろうか?

Googleが自らデジタル化した書籍データを検索出来るようにして、
なにやらてんやわんやの大騒ぎの様子。
こうした利権がらみのトラブルを聴くたびに、
利権で食う時代はそろそろ終わるのだなと思わされる。
だいたい印税って、制作者にとってどれだけ「報い」ているのか、
とても気になるのだ。
生活を考えれば印税が多いに越したことはないだろうが、
その糧と実際に売られているマスプロダクトの費用との対比って、
けっこう制作者にとって「報い」の比率が少ないんじゃなかろうか?
また、逆に制作者自体が自作をブランド化することで収入を当て込み、
松本○士のように「孫までそのブランドで食わせたい」などとぬかすのも、
「報い」じゃなく「お金」が欲しいのが見え見えで、
こういう輩は早く世間から退場して欲しいななどと感じてしまう。
なにが健全かは一概に言えないだろうけれど、
「このアーティストに作り続けて欲しいから!」という意思が、
そのまま経済的な報酬へ転換出来る制度が出来ればよいのになと、
個人的には思っている。
たとえば、iTunesって楽曲については旧来の制度だけれど、
Appストアの部分はダイレクトな報酬反映のシステムに近いと思う。
こういうシステムがもっと社会に浸透して経済の流れが変われば
ファンが制作者をダイレクトに応援出来る世も夢じゃないと思うのだがなぁ。
これってアマチャンかしらん?