大人味の実写

いやぁ〜、やっと一段落。
年度末をなんとか乗り切って一区切りついたので、
今日は定時で上がって「我がホームシアター」こと箕面109で、
ヤッターマンを鑑賞。
正直、何見るかアテもなく行ったので、ぜんぜん期待していなかった。
ところが見始めたらこれがどんどん引き込まれること！
なにせ想像以上にタツノコテイストぶち込み状態で、
リアルタイムで原作を見てたオバタにとっちゃたまらんシーン満載。
まさに「アニメを実写化したらこんなことになってしまった！」
という感じで、原作と同じく善玉より悪玉のほうがキャラたってたり、
ちょいちょいとエロテイストが垣間見えたりと、
往年＋最近のお子様ファンの気持ちを巧くくすぐりつつも、
一方では話や会話には子どもじゃわからぬ「大人な事情」も
ふんだんに盛り込まれていて、２時間はあっという間だった。
ストーリーの膨らまし方といい、11PM的エロテイストの挟み込みといい、
往年のアニメを実にうまく大人味の実写にしてくれている。
ちょうど同時期に公開されている「ドラゴンボール」は散々なようだが、
（まわりに見た人で良かったという人がいないのだ）そういう人には
ぜひヤッターマンを見て溜飲を下げていただきたいところ。
ハリウッド感覚じゃ昇華しきれない日本アニメの様々な要素を、
本作は実写ならではのテイストで昇華してくれていると思う。
ちなみにこの映画、最後には「次週の予告」まであったりして、
第２弾があるのかどうか、気になるところ。
あったら絶対見に行くなぁ（笑）