「ちょっとピンぼけ」読了

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長丁場のバタバタの最中でよくやるのがちょっとした時間での気分転換。
オバタの場合、めったにない電車での移動時間などがうってつけの時間で、
そんな時は大抵文庫本を読んで、日頃のガス抜きをしている。
この年度末で読んでいたのはロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」。
ホントに週に一度か二度しかない電車移動時がメインで読んでいたので、
全部読み終えるのに1ヶ月ちょいかかったのだが、
いやぁ、読み終えるのが実に実に勿体なかった。
ロバート・キャパの文章(訳も大きいのだが)がすごくいいのだ。
なんともしゃれててキザでなくて男臭くて、でも繊細。
とっとと若いうちに読めば良かったなどと思いつつも、反面、
今だから分かるんだろうなぁとも思ったり。
良書です。おすすめ。