グラフィックデザインという6年前じゃ考えもしなかったシゴトでオマンマを食べさせていただいているので、
そのことは大変ありがたいことだと日々思っているし、クライアントの注文に自らの最良のアイディアで答えることこそ、
グラフィックデザイナーの醍醐味だと感じつつ、日々を過ごしている。
ということで、基本的にフランクな目線でいつもシゴトをしているつもりなのだが、
いまだに「自分がダサいと思うこと」だけはぜったいに出来ない。
実は今日シゴト場で、ある図版のタイトルを筆文字系のフォントで!という発注があったのだが、
これがそのタイトルを筆文字に変換してきれい!と思える筆文字フォントがまったくない(笑)。
まぁ筆文字の扱い自体、「和」のイメージを喚起させる役割くらいしか使えないとオバタは思っているのだが、
この筆文字で少しでも意味ありげなテキストを表示したら、たちまち3流の和風居酒屋ワールドになってしまうのは、
筆文字フォントが如何に品質が悪いかを物語っているのではなかろうか?
もちろん世の中にはキチンとデザインされた筆文字フォントもあるにはあるのだが、
不幸なことにシゴト場にあるのは「100フォント幾ら」系のものなので、いかんせん即和風居酒屋ワールドなわけで、
これはさすがにダサすぎてオーダーの筆文字フォントを使用出来ず、かわりに筆遣いのニュアンスが少し残っている
楷書系のきれいなフォントで応戦。そのままオーダー元に提出して本日のシゴトを無事クリア。やれやれ。
デザインにわかりやすさってのが必要なのも分かるのだが、だからといって個人的な狭いイメージだけで、
ベタなディレクションに倒れるのはやっぱり「ダサい」と思う。
で、オバタはやっぱり、そういうダサさにはど〜ぉしても迎合出来ないなぁ(笑)。
他のデザインに関わるシゴトしてるヒト、どー思います?
obataさんのような「意見のある」デザイナーさんとお仕事をしたいもんです。
「餅は餅屋」
もちろん意見はしますけど〜
うちのクライアントは、どうも専門領域以外にクチを挟みたがるので苦労します
ディレクターとデザイナーとで「これイケル」と思って出した案が
クライアント個人の好き嫌いで蹴られるのが一番しんどいですね…
「社長!ここのライティングをこうするともっとかっこよくなりますよ!」
なんて言えない・・・
うおっ!ペスさんカキコさぁ〜んくす!
オバタが聴いて頂けるほどの「意見」があるかどうかはともかく、
クライアントの話と思いをいかに的確にとらえるかというのは、永遠の課題ですねぇ(ノД`)。
わ、マイ嬢も!さぁ〜んくす!!
>社長
うん、それは社長さんのものなのよねぇ(ノД`)。
となると、やっぱり自分でシゴトするのがいいのかもね(笑)。