姑獲鳥の夏

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オバリョウオバリョウ・・・オバタです。いや、音が似てたものですからついついorz。
さて、なにが「おばりょう」なのかは本編を見ていただくとして(無責任)、京極夏彦の
出世作、やっと映画化!というわけで、本日109シネマズ箕面の初回を見て参りました。
妖怪モノ好きとしちゃあ、今年の夏はコイツとあと「妖怪大戦争」をチェックしなくては
ならないわけです。
で、期待をあまりせずに見に行きました。だって原作はスゲーいい感じなのよ。カドカワの
金田一シリーズをほうふつとさせる描写がここかしこにあって、なおかつ独特の世界観と
魅力的なキャラ達が、2時間くらいの映画で収まるとは、とうてい思えなかったのよ。
やっぱ収まってなかったわ(ノД`)
とにかくガワをなんとか収めたから中がスカスカしてます。故に原作を読んで見に行った
ヒトには非常に物足りなく、原作を知らずに見に行ったヒトにはなんだか解らない難しい
セリフが多い映画になってました。あ〜〜〜っ、最悪。
こりゃ2作目はないな。連ドラなんかで2クール1タイトルくらいでやればいいのに。
ちなみに原作者がこれまた「この役やるか!!」という状況で出演しているのがご愛嬌で
ありましょうか。
ま、でも「妖怪バカ」の諸氏は一度見ておくのは悪くないかも(と無理やりフォロー)。