「日本の呪い」読了!

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初めて読みました、小松和彦さんの本。
妖怪好きのオバタとしちゃあ、「水木しげる関係や京極関係書籍でよく出てくる
民俗学者」って認識だったので、いわゆる整然とした学者さんかと思っていたの
ですが、いやいや小松さん、とても熱いです!
この本、おおまかに言っちゃえば、「呪い」というキーワードから日本文化の背後
にあるものを読み解くといった内容(わ、ホンマにアバウトや)なのですが、その
姿勢はまさしく「吉外」(by 根元敬)の称号を与えたいほどの情熱ぶり。
その情念が、読んでるこちらにも伝わってくる、とても良い本になってます。荒俣
さんとか好きなヒトにはお薦め!!