「自分が死ぬ時、もし身体の一部を残せるとしたら何処を残すか?」
そんな問いをふと思いついた。

我ながらアホなことを思いつくなと感じつつも
同時に面白くもあったので10秒ほど考えてみて、
思い至った自分の答えは「腕」。

正確には肘から手や指先までを含めて「腕」を、
もし左右どちらかのみと言われたら「右腕」を、
残したいなと思った。

自分の身体のほとんどは生命的な欲望に
強く支配されているように感じているのだが、
そんな中にあって自分の肘から先の「腕」は、
自分の意思によくついてきてくれていて、
その忠実さは他の身体の部位に比べて
ちょっと健気にさえ感じてしまう。

また、身体の中で一番見慣れてもいるのもあってか、
自分でも自分の腕から先のフォルムがかなり好きw。
これはもう、ほとんど自己愛と同一の感情なのだと思う。

突拍子もない思いつきからとはいえ、
思いがけなく「自分」について考える機会となって、
なにか一人楽しい秋の夜長。