「ピクサー展」を見る

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昨日の東京話のつづき。
「明日の神話」とならんで、今回どうしても見たかったのがこの「ピクサー展」。
実はピクサーのアニメーションをちゃんと見たのはMr.インクレディブルからなのだが(カーズもまだ)、
劇場で見たときに強く感じたのが、3Dである以前のレベルでの強さだった。
それは他社の3DCGアニメと比べて一目瞭然。一種独特のエレガントさ、ユーモア感、
お金のレベルとは別次元で注がれているであろう制作意欲、みたいなものを感じたのだ。
で、今回そんな興味しんしんのピクサーの原画展を見ることが出来たのだが、いやーこれがヨカッタ!
どれもこれもスンバラしい!
作品独自の世界を作り上げるための準備が、こんなにも楽しげに、しかも軽やかに、
なおかつ大量に作られていて、それがラフの一点までクオリティーが高くて、もう圧巻の一言。
妄想の実物、実体化とその洗練の手際の素晴らしさに感動してしまった。
同じ場所でやっていた「アフリカリミックス展」は見逃したものの、「ピクサー展」だけを集中して
見ることが出来たのはかえってラッキーだったのかもしれないなぁ。